損して得を取る。技術貯金の考え方
実務経験のない領域の仕事を、やらせてもらう場面の話。 社内で別の領域を任される場合も、新しい会社や案件に入る場合も同じ。 物差しは給料ではなく、技術貯金(実務経験と実力の積み上がり)が増えているか。
なぜ任せてもらえるのか。事業・開発の責任者の側の条件
- 未経験の実務を任せるとは、事業・開発の責任者が失敗や作業の遅さのリスクを受け入れること。
- 責任者は基本的に、近くにいて実績のある人に任せたい。探す順番はこうなる。
- 社内で、実績がある人。その領域の経験者か、別の領域で実績があり短時間で適応できそうな人。
- 社外で、その領域の実績がある人。
- 社外で、実務経験はないが、個人的に触っている人。
安い報酬と引き換えに、機会をもらう
- 責任者は、失敗や遅さのリスクを引き受けて、順番の最後にいる人に任せる。
- その分、人件費が安いことが条件に入る。
- だから、慣れた領域と同じ報酬のまま実務経験が手に入ることは基本的にない。
物差しは技術貯金
- 給料が変わらなくても、経験を得て実力が付けば、技術貯金は増えている。
- 増えた分は、転職や単価交渉で後から報酬に反映できる。
- 増えているかどうかは、給料ではなく自分で評価する。
逆の状態。給料だけが上がり、技術貯金が増えていない
- 技術貯金が増えないまま、給料だけが上がる状態もある。
- 今の会社の中だけで通用する報酬は、外に出た瞬間に剥がれる。
- 「給料 < 技術貯金の伸び」になっているかを確かめる。
- 給料が上がっている時ほど、技術貯金が伴っているかを疑う。