クラウド、セキュリティ、インフラ領域で生きていく!

2カリキュラム

段階

段階

前半で基礎を網羅し、後半で計画してインフラ・アプリ・運用を実装するまでの順序。対象は一定のコーディング経験がある人。

前提と全体の流れ

  • 対象は、一定のコーディング経験がある人。プログラミングの入門はやらない。
  • 前半で基礎を網羅的に終わらせ、後半で計画を立てて、よくあるシステム構成でアプリケーションとインフラを実装する。
    • 前半:論理的思考・問題解決の本を読む → 各分野の基礎知識を一通り入れる。
    • 後半:作るものと構成を計画する → インフラを構築する → アプリケーションを実装する → 運用に必要なことを一通り実践する。
  • 後半に入る条件:前半の基礎を網羅的に終えていること。途中で並行しない。
前半:基礎を網羅的に終わらせる
1
論理的思考・問題解決の本を読む
共通する手順を1枚にまとめる
2
各分野の基礎知識を一通り入れる
分野ごとに目次を書く。アルゴリズムは実装の記録
前半を終えてから。途中で並行しない ↓
後半:計画を立てて、よくあるシステム構成で実装する
3
計画する
計画のドキュメント
4
インフラを構築する
Terraform、ECS 環境
5
アプリを実装する
ECS 上で動くアプリ
6
運用を実践する
CI/CD、テスト、監視
6段階の流れ。前半を終えてから後半に入る

進め方(全段階に共通)

  • 仕様駆動開発(Spec-Driven Development、SDD)で進める。
    • 作る前に、何を作るか、どう作るかを計画のドキュメントにまとめる。
    • ドキュメントが固まったら、それをもとに一発で実行する。作りながら考えない。
    • 実行して外れたら、ドキュメントに戻って直し、また実行する。
  • Claude Code を使ってよい。
    • ただし、Claude Code に投げるのは計画のドキュメントができてから。整理せずに投げない。
    • 全体像を作る、候補を出す、確かめる、のどの段階も Claude Code に手伝わせてよい。 手順を回し、答えの良し悪しを決めるのは本人。
  • 進捗共有と進め方のレビュー。
    • 段階ごとに、計画のドキュメントと進捗を共有する。
    • レビューで見るのは、成果物より進め方。整理してから動いたか、候補を出して比べたか、一つずつ確かめたか。
1
計画のドキュメントにまとめる
何を作るか、どう作るか。固まるまで作らない
2
一発で実行する
作りながら考えない。Claude Code に投げるのはここから
3
外れたらドキュメントに戻る
直して、また実行する
↩ 1 に戻る。手順を回し、答えの良し悪しを決めるのは本人
仕様駆動開発の回し方

前半:基礎を網羅的に終わらせる

段階1:論理的思考・問題解決の本を読む

  • やること:論理的思考・問題解決系の本を2〜3冊読む。
  • ねらい:1冊を信じるのではなく、複数の本に共通して出てくる手順を見つける。 整理する → 候補を出す → 比べる → 一つずつ試す、が共通の骨になる。
  • 成果物:共通する手順を、自分の言葉で1枚にまとめる。以降の段階で、この手順どおりに進める。
  • 教材:書籍リストの「段階1」から選ぶ。

段階2:各分野の基礎知識を一通り入れる

  • やること:次の分野の基礎を、分野ごとに教材で網羅的に入れる。
    • コンピューターの仕組み、OS、Linux、ネットワーク、HTTP・Web、RDB・SQL、アルゴリズムとデータ構造、テスト、コード、セキュリティ。
    • AWS、Terraform、SRE、監視は、後半の段階4〜6で使う。
  • ねらい:後半で、候補を出し、AI の答えの良し悪しを見分けられるようにする。基礎がないと候補が出ず、AI の間違いにも気づけない。
  • アルゴリズムは、読むだけでなく実装のトレーニングをする。
    • LeetCode、AtCoder などで、基礎的なアルゴリズムを自分で実装する。
    • ねらい:計算量の感覚を持ち、AI が出したコードの良し悪しを判断できるようにする。
  • 成果物:分野ごとに、学んだ範囲の目次を書く。何があって、どこを見れば分かるかが言える状態にする。 アルゴリズムは、解いた問題の記録。
  • 教材:書籍リストの「段階2」から分野ごとに選ぶ。各節は易しい順に並んでいる。
  • 終了の条件:分野の一覧をすべて通したこと。
段階2で入れる基礎(前半)
コンピューターの仕組みOSLinuxネットワークHTTP・WebRDB・SQLアルゴリズムとデータ構造テストコードセキュリティ
後半の段階4〜6で使う
AWSTerraformSRE監視
分野の一覧。書籍リストの節と同じ

後半:計画を立ててよくあるシステム構成で実装する

段階3:作るものと構成を計画する

  • やること:Web アプリケーションとそのインフラを、よくあるシステム構成で計画する。
    • 構成の例:ECS 上の Web アプリケーション、RDB、ロードバランサー、Terraform による構成管理。
  • 計画のドキュメントに書くこと:機能の一覧、URL の構成、データの構成、構成図、使う AWS リソースの一覧、決めるべき設定項目。
  • 成果物:計画のドキュメント。

段階4:インフラを構築する

  • やること:計画のドキュメントをもとに、ECS 環境を Terraform で構築する。
  • 成果物:Terraform のコード、動いている ECS 環境。

段階5:アプリケーションを実装する

  • やること:計画のドキュメントをもとに、Web アプリケーションを実装し、段階4の環境にデプロイして動かす。
  • 成果物:コード、ECS 上で動くアプリケーション。

段階6:運用に必要なことを一通り実践する

  • やること:動いているシステムに対して、SRE として必要なことを一通り実装する。
    • CI/CD:テストとデプロイを自動化する。
    • テスト:テスト項目を作り、実行する。少ないテストケースで大半の問題を見つける形にする。
    • 監視:Datadog で監視項目を設計し、実装する。何を測るか、閾値をどこに置くか、アラートをどう出すか。
  • 成果物:CI/CD の設定、テスト項目とその実行結果、監視の設計ドキュメントと設定。

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